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コロナ禍でも成長しているアパレル分野―スポーツ編

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東京オリンピックがコロナ禍でも、無事開催されました。アスリートたちのスポーツに対する姿勢や試合の内容に、感動した方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?国際的にも大きなイベントの一つとあって、世界中のたくさんの人に元気と勇気を与えてくれました。

アパレル業界も苦しい状況に置かれていますが、一部のスポーツ分野ではコロナ禍でも売上を伸ばしている分野があります。自粛期間などの制限がある中で、健康を維持するうえで運動はとても重要です。今回は、コロナ禍でも成長しているスポーツ分野はどのようなものがあるか焦点を当ててみました。

コロナ禍でも成長しているアパレル分野とは?

ゴルフ

サッカーなどの団体スポーツは、学校やクラブ活動の休止などから、業績は下降傾向にあります。そんなスポーツの中でも、ゴルフはコロナウィルスの影響を受けながらも人気がでてきているスポーツです。

人気の理由は、密を避けられるスポーツであることが挙げられます。人との接触をすることがないことや、ゴルフコースを回る場合は、外の広大な敷地で行うため、比較的に感染リスクが少ないスポーツです。外出制限などで家にこもりがちですが、外で思いっきり体を動かしながら汗を流せるとあって人気があることも納得です。

そんなゴルフ向けの生地に人気のある生地をまとめてみました。

  • ストレッチ性
  • 静かさ
  • UV紫外線対策
  • 吸水速乾
  • 撥水・防水
  • 耐摩耗
  • 堅牢度がいい生地

ゴルフのスウィングでは、腕を大きく振りかぶり体全体を使ってショットを打ちます。そのため、窮屈な服はあまりゴルフに適していないでしょう。また、ゴルフは繊細なスポーツでショットを打つ際は、集中力を乱さないために音を出すことはマナー違反で、観戦者も静かに見守ります。そのため、シャカシャカ音の鳴る生地は好ましくなく、特に静かでストレッチ性のあるニットがよく採用されます。

そのほかにも、外で長時間行われるスポーツのため、その環境に適する生地が好まれます。日焼け予防として、「UVカット生地」や汗を素早く吸収して乾く「吸水速乾生地」、急な雨にも対応できる「撥水・防水生地」を積極的に使用されています。

見た目の対策として、スイング時に服がこすれて摩擦が発生しやすいので、腕・脇周りには毛羽立ち対策として「耐摩耗生地」を使用したり、長時間の日光や汗で変退色しないような「堅牢度のいい生地」もゴルフ向けの生地には重要な要素となります。

サイクリング

サイクリング業界も好調です。密にならないスポーツであることと、外で開放的に行われるスポーツのため、コロナウィルス発祥以降人気が上がり続けています。本格的なスポーツ以外にも、コロナウィルスの感染対策として、密になる電車やバスなどの交通機関を避けて、自転車で通勤・通学する人が増えたことも、好調の背景にあります。

サイクリング生地の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

  • ストレッチ性
  • UV紫外線対策
  • 吸水速乾
  • 撥水・防水
  • 耐摩耗
  • 堅牢度がいい生地・蛍光カラー
  • 防風
  • 通気性
  • 軽量


ゴルフと同じく、長時間外で行うスポーツのため、似たような性質の生地が好まれます。サイクリング生地の特徴としては、「防風生地」が好まれます。風を切って走るサイクリングは、風を通し過ぎる服だと空気を取り込み服が膨張することで、より風の抵抗を受けやすくなります。ある程度フィット感のある防風生地に加えて、ムレを解消する適度な「通気性のある生地」を使用されます。

サイクリングは、足回り以外にも、背中にリュックサックなどを背負うことが多いことから、肩回り・背中周りには「耐摩耗性のある生地」を使用されます。

サイクリングは車と同じ道路を走ることもあり、夜間走行も考慮して車のライトに反射する「蛍光カラー」「蓄光・反射カラー・コーティング・プリント」などもよく使用されています。車の運転者にも見やすくすることで、交通事故の未然対策にもつながります。

ランニング

ランニングもコロナ禍で伸びた成長分野でした。密を避けることができる上に、体一つで始められる手軽さが人気です。ランニングの効果は、コロナウィルスの自粛生活での悩みを解消してくれる要素がたくさんあるので、より一層人気が高ました。ランニングには、持久力や脚力が向上するため、運動不足の改善に繋がります。ストレス改善や免疫力を上げる上に、ダイエット効果も期待できます。家で過ごすことが増えた今に、ぴったりのスポーツです。

さらに、現代ではたくさんのランニングサポートアプリケーションがリリースされています。走行距離やタイムの計測などの機能により、走ることの楽しさや記録が伸びる喜びを感じられることで、ランニング人気を後押ししてくれています。

ランニング生地の特徴としては、以下のような生地が挙げられます。

  • ストレッチ性
  • 吸水速乾
  • 防風
  • 通気性
  • 軽さ

特徴としては、サイクリングの生地に似ています。軽量で体にフィットする生地がよく使用されています。

ある程度の防風性と、ムレを外に出す通気性も備わった生地が好まれます。ランニングウェアにおいて、通気性は大切で、特に夏は熱中症の懸念もあるため、ムレや熱がこもり過ぎない工夫がされています。軽くて柔らかいメッシュ生地がパーツ使いすることで、ムレにくいランニングウェアもよく店頭で見かけられます。汗をかきやすいスポーツだからこそ、吸水速乾などの機能も重要視されています。汗がかわかないと服が重くなり、走りづらくなるので、吸水加工や特殊な糸を使用したランニングウェアも売られています。

ヨガ

外出制限下でも、自宅で気軽にできるとしてヨガウェアの需要も上がりました。ヨガ教室が開催するオンラインレッスンや、Youtubeでも無料でヨガの動画がアップロードされており、外に出なくてもヨガを楽しめるようになりました。コロナウィルス以降、健康意識が向上したことから、自律神経を整えて、免疫力を上げる効果が期待されているヨガを始める方が増えました。始める際の投資金額も少ないことから、誰でも簡単に始められる手軽さも人気の理由です。

ヨガウェアの特徴として挙げられるのは、下記の通りです。

  • ストレッチ性
  • キックバック性
  • 吸水速乾
  • 通気性
  • 柔らかさ

ヨガウェアの特徴は、なんといってもストレッチ性です。体を伸ばすポーズの多いヨガは、「高いストレッチ性」と、伸縮回復率である「キックバック性」が求められます。特に伸縮性の高いポリウレタンを使用した生地が、よく使用されます。フィット感とハリがあり、柔らかい生地が好まれます。

汗をかいた後の不快さを解消するために、「吸水速乾性」も重要な要素です。

ある程度ストレッチ性のある生地であれば、家にある服でもヨガをすることに支障はないですが、ヨガウェアのデザインが人気で、本格的に取り組まない方でも一通り揃えてしまう人も少なくないみたいですね。


まとめ

POINT

コロナ禍でも成長率のいいアパレル分野(スポーツ編):

  • ゴルフ
  • サイクリング
  • ランニング
  • ヨガ

運動不足になりがちの現在、密にならずにできるスポーツが人気を高めています。

アパレル全体としては、暗いニュースが流れることも多いですが、成長率の高い分野もあるので、WITHコロナ・AFTERコロナの成長戦略を考えて、このイレギュラーな事態を乗り越えていきたいですよね。

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