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テキスタイリング(TEXTILING)の勧め「MetotE・目と手」

メリークリスマス!(ショーウィンドウ トレンドリサーチ) MetotE 15(東京ウィンドゥディスプレイ)

テキスタイリング(TEXTILING)の勧め 「MetotE・目と手」連載第15回の記事をお届けします。
「MetotE・目と手」とは。詳しくはご挨拶をご覧ください。

テキスタイリング(TEXTILING)の勧め 「MetotE・目と手」 ご挨拶 素材と色と形を目で見、手で触れる  素材は洋服の原点です。 一般的に素材は「ファブリック」「テキスタイル」「ニット」「マテ...

メリークリスマス!

今年も残すところあとわずか。色々と生活に変化のあった一年でしたが、それにも大分慣れてきた感もあります。世相を表す一文字は「金」。オリンピックのメダルや世間を騒がせたお金にまつわる話もあとを絶ちません。ファッションでもメタリックカラーの多かったこと、イルミネーションもゴールドやシルバーがキラキラと輝きクリスマス気分を盛り立ててくれています。表参道の交差点にはカルティエの大きなクリスマスツリーが飾られ、赤いボールと白いギフトボックスにクリスタルのライトが点滅する幻想的なシーンが印象的です。

 秋から冬への店頭は鈍いといわれながらも寒さを感じるにつれて防寒アウターが動き、ダウンなどの非ウールとウールのコート類が比較的好調です。昨年に比べて少しブレーキが緩んだ気がしますが、今シーズンはややスリムなシルエット、七分丈からショート丈(60~80cm)が中心で、軽く肌触りの良い素材が好まれています。

ブルゾンやニットトップ、ワンピースは大きな存在感があり、デザインされたニットは新しい一着を求める人には特に人気があるようです。

 この一年は例年のように洋服に代表されるファッションではなく、日常のライフスタイルの中で、又はSDGsの意を汲んだもの、コラボやリサイクルなど社会的なムーブメントを組み込んだウィンドウが沢山見られました。その中でも機能を充実させ、アートに触れ、新感覚をアッピールするクリエーターたちの商品に大きな魅力を感じます。

「語らずとも通じる素材の良さ」や「触って感じる素材のすばらしさ」「心にインパクトを与える美しさ」など、素材の底力を感じさせる今シーズンです。

11~12月の店頭の抜粋をご紹介します。

北川美智子
慶応義塾大学文学部図書館情報学科卒 旭化成、三景サンテキスタイル、レナウン、三陽商会、伊勢丹研究所を経て独立。 原糸メーカー、繊維商社、テキスタイルやニットのファクトリーと素材開発、アパレルと 商品企画、販売戦略を行う。プルミエルビジョンなどの大型展示会で素材やアパレル 商品買い付けの経験の後、30年にわたりPV情報をまとめ発信。 1995年から2011年まで多摩美術大学にて非常勤講師として「テキスタイルデザインマ ネージメント」に携わる。若者に何を伝えたいかを考える、若者が何をどのように感じて いるかを知る機会に恵まれたことは大きい。 現在は世界のファッショントレンド情報を把握し、目の前にある消費者と店頭との間に 何があるかを探り、目で見て頭で考え、手で触れて心で感じ先を読みたいと考えている。

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