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アパレルや素材の展示会から発見するもの

PremiereVision(プルミエールビジョン) 2023 SS 2 シーズンの背景とカラーポイント MetotE 20


テキスタイリング(TEXTILING)の勧め 「MetotE・目と手」連載第20回の記事をお届けします。
「MetotE・目と手」とは。詳しくはご挨拶をご覧ください。

テキスタイリング(TEXTILING)の勧め 「MetotE・目と手」 ご挨拶 素材と色と形を目で見、手で触れる  素材は洋服の原点です。 一般的に素材は「ファブリック」「テキスタイル」「ニット」「マテ...
PremiereVision(プルミエールビジョン) 2023 SS 1 シーズンカラー一覧 MetotE 19 テキスタイリング(TEXTILING)の勧め 「MetotE・目と手」連載第19回の記事をお届けします。「MetotE・目と手」とは。...

今シーズンのデジタルとフィジカルの巧みな連動はカラーにも表れている。

気軽にエコを楽しみつつ進化したデジタルの世界でアナログを新しい形で受け入れる。

2023 S/Sは相対するものの間でバランスを取ることがテーマになる。

 サスティナブルと出来上がった製品の間、自然と人工的なモノの間で見出す感動、男性と女性の間で求められる自由、タイムスパンの汎用性など、そのギャップを認め楽しみ、有意義なものにする。

 PremiereVision 2023 S/S 最も重要視されるキーワードとは

カラーにも素材にも水の要素を反映したものが多い。

 地球

エコから始まり私たちの環境を司る存在。未知の世界へと繋がる。

科学の目

デジタルと共に様々な進化を続ける科学が人類にもたらす大きな   

力に期待と信頼が寄せられる。バイオテクノロジーと自然の関係に新たな進展。

ジェンダー 

人類にとって大きな関門でもあるジェンダー問題が進化発展しつつある。そこから派生する男女間の不平等や、女らしさ男らしさとは何かを改めて考える。

PremiereVision 2023 S/S 3つのカラーグループ

今シーズンはこれらの中にリサイクルを意識した色、天然と合成の色、光のペールカラー、ビビッドカラー、ダークカラーを考える。

全24色は三つのカラーグループで提案された。

前回と重複する部分がありますが再度ご確認ください)

Strong &rooted 確かな根拠のある力強い色

  

Strong &rooted 確かな根拠のある力強い色のカラーイメージ

大地や植物によって引き起こされる色。

滋養に溢れ厚みのあるトーン。注意深くデリケート。ドライで砂っぽいトーン。

Sensitive shade 繊細な影

  

Sensitive shade 繊細な影のカラーイメージ

 フレッシュで身近で動きのある寒・暖の間の色を優しいひとくくりとする。

流れるような色の繋がり。

ブルーから始まりピンクに行くまで微妙に色を変化させ、対話したりコントラストを取りながら変化させていく。

ダイナミックなブルー、緻密なブルー、電気の様なブルーが神秘的な深淵や宇宙を思わせる。

Vim & vigor  新しい活力を生み出す色 

Vim & vigor  新しい活力を生み出す色のカラーイメージ

デジタルの持つスピードや軽さを効率よく使い新しい活用を生み出す色相。

ダイナミックであり、汎用性があり、化学的であり、時にはクリエーションを回転させるものでもある。

デジタル世界のつかの間の強さがトーンの完璧なまばゆさとテクニカルな白、エネルギー溢れる花の色を導き出し、ライフラインの限界を押し上げる。

PremiereVision 2023 S/S シーズンのキーカラー

シーズンの注目すべき色として「白」、「ブルー」、「ピンク」、「黒」を挙げています。

デジタルにもフィジカルにも、現在も未来もそのイメージを伝える基本的なカラーが選ばれました。分かりやすいと同時に奥の深いエッセンシャルカラーです。

ビジュアルの使用に制限があり紙で発表された色を元に近似色で表現しました。

詳しい情報は下記のサイトをご覧ください。

 

                                www.premierevision.com 参照                       

フランス・パリで開催される素材合同展「PRECO PARIS 2024年春夏プレコレクションショールーム」  に出展いたします。 株式会社ディープラストレーディングは、2023年1月11日・12日、ギャラリー ジョセフ(フランス・パリ) に...

北川美智子
慶応義塾大学文学部図書館情報学科卒 旭化成、三景サンテキスタイル、レナウン、三陽商会、伊勢丹研究所を経て独立。 原糸メーカー、繊維商社、テキスタイルやニットのファクトリーと素材開発、アパレルと 商品企画、販売戦略を行う。プルミエルビジョンなどの大型展示会で素材やアパレル 商品買い付けの経験の後、30年にわたりPV情報をまとめ発信。 1995年から2011年まで多摩美術大学にて非常勤講師として「テキスタイルデザインマ ネージメント」に携わる。若者に何を伝えたいかを考える、若者が何をどのように感じて いるかを知る機会に恵まれたことは大きい。 現在は世界のファッショントレンド情報を把握し、目の前にある消費者と店頭との間に 何があるかを探り、目で見て頭で考え、手で触れて心で感じ先を読みたいと考えている。

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